土地を所有すると必ず発生するのが「固定資産税」。
実は、家が建っているかどうか で税額が大きく変わることをご存じでしょうか?
ここでは「住宅用地の特例」と「更地の場合」の違いをわかりやすく解説します。
固定資産税とは?
- 毎年1月1日時点で土地・建物を所有している人に課税
- 基本は「固定資産税評価額 × 1.4%」で計算
- 住んでいなくても、所有しているだけで必ずかかる
住宅用地の特例(建物がある土地) 🏠
住宅が建っている土地は「住宅用地の特例」が適用されます。
- 200㎡までの部分 → 固定資産税が 1/6に軽減
- 200㎡を超える部分 → 1/3に軽減
- 例:同じ100坪の土地でも、更地と比べて税額が大きく下がる
更地の場合のリスク 🌾
- 住宅がない土地は特例が適用されず 満額課税
- 住宅があった土地でも、建物を取り壊すと翌年から特例が消滅
- 固定資産税が 最大6倍に増えるケース も
1/6にならないケース ⚠️
- 倒壊の危険がある空き家 は「住宅」と見なされない場合あり
- 行政から「特定空き家」に指定されると特例が外れる
- 単なる「物置」や「車庫」だけでは住宅用地の特例は使えない
不動産を持っているだけで税金は発生 💸
- 誰も住んでいなくても所有者には必ず課税
- 「利用しない土地」や「放置空き家」でも税負担が続く
- 活用・売却・賃貸などで資産を動かすことが、無駄な税金を減らすカギ
まとめ ✨
- 住宅が建つ土地は「住宅用地特例」で最大1/6に軽減
- 更地や特定空き家は特例なし → 税額が大幅アップ
- 不動産は所有しているだけで課税されるので、放置はリスク
- 「空き家のままにするか、活用するか」早めの検討が重要
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建物がある土地と更地ではこんなに違う!固定資産税の仕組み